さあ 歩もう
ゆっくりとゆっくりと
祈りとともに

歴史を刻む参道

思いと願いの足音が聞こえてくる
衣裳場 いしば

はじまりの場所

place of beginning

衣裳場 いしば

源頼朝が日向薬師に参詣した際に、旅装から白装束に着替えたことから衣裳場(いしょうば)、現在はなまって「いしば」と呼ばれています。頼朝は建久5年8月8日の寅の刻に御家人を従えて日陰道から入り、娘大姫の病気快復を祈願して霊山寺(現在の宝城坊)に参詣しました。

仁王門・金剛力士像

待ち受ける

await

仁王門・金剛力士像

口を開けた阿形(あぎょう)像と、口を結んだ吽形 (うんぎょう)像の2体が一対で目を剥き、寺院内に仏敵が入り込むことを防ぐ守護神として仁王立ちしております。

境内の道のり
境内の道のり

古くから続く先人達の
祈りの一歩が刻まれた道

思いと願いの心が続く道のり
そびえ立つ大木が
やさしく見守る

玉ねぎ石

時の経過を
   教えてくれる

tell me the passage of time

玉ねぎ石

凝灰岩が、乾湿の繰り返し(収縮と膨張)によって生じる
剥離によってタマネギの形状がつくられたものです。ぼたん岩とも呼ばれています。仁王門をすぎたあたりで見ることができます。

甲石(かぶといし)

武士の面影が
     浮かぶ

The image of a samurai comes to mind

甲石(かぶといし)

鎌倉武士たちが兜をかけて休んだ所といわれ、当時の武士の権力者たちが強く信仰したので、かぶとに似た石を甲石と名付けました。仁王門をすぎた右側で見ることができます。

むきだしの岩肌にやさしい苔

むきだしの岩肌にやさしい苔
大木の根が浮き出る道のり

自然もまた生きている
幽玄で厳かな道が続く

この道は
この先もずっとまもっていく

歩んだ一歩が歴史を刻む
祈りとともに

境内の道のり